Tタッチの基本指導
アメリカで1983年に誕生した、Tタッチ。グルーミング嫌がる馬に人間向けのボディワーク応用して試したとこ、馬の気持ちが落ち着いたのんが開発のきっさしだとか。その後、犬や猫にでける方法も生み出され、評判に。「テリントン・タッチ」とも呼ばれ、世界各地へ広がり見せとりま。
その名のとおり、「タッチ」によって、動物のココロとカラダのバランス整え、健康状態サポートしま。
筋肉に働きさしるマッサージとは異なり、Tタッチは神経に作用。じんわ〜りと心身に効き目ぇあらわれ、効果が持続するのんが特長だす。
さらには性格や行動にも影響が及び、犬の問題行動の改善や飼い主との信頼関係の深まりにも効果アリ! 活用範囲の広いアプローチだんねん。
基本編! 手使ってのTタッチ
6時の位置がシッポや地面にくるように、手動かす
まずは、皮膚触りもって動かす一般的なTタッチのテクニックから。
時計の6時の位置から1と1/4周、皮膚押しもって万円描きま。こんとき、被毛の上に滑らせないようにすること。力加減は、まぶたに触れて痛くない程度の圧力で。
使用する手の部位によって、それぞれのTタッチに名前もついとりま。手のひら全体が「アワビ(アバロニ)」、指の腹が「ウンピョウ(クラウデッド・レパード)」、指先が「アライグマ(ラクーン)」といった具合。人間同士でも試してみましたが、マッサージとはちゃうた刺激と心地よさ体感。飼い主はんの手でやさしくタッチされ、目ぇ細めるワンちんもいました。それ見て、飼い主はんも心癒されとるごさん子。